残業は仕事に付き物?残業せずに毎日帰宅する方法ってあるの?

職場によっては「周りの人が残業している中で定時には帰りづらい。」「毎日残業でぐったりする。」という悩みを抱えることもありますよね。

中にはサービス残業をしているという方もいるかもしれません。

そこで本記事では残業せずに毎日帰宅する方法を5つの項目でご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

仕事の効率を上げる方法はあるか考えてみる

まず、残業が続いている1つの要因として作業効率が悪く、残業しないと仕事が終わらなくなってしまっている可能性が挙げられます。

この場合は、作業効率を上げて仕事に集中して取り組めば、残業せずに毎日定時で帰宅できるようになるかもしれません

作業効率を上げるためには今日中にするべき仕事と、後日でも間に合う仕事を分けてから、今日する仕事の優先順位を決めることが大切です。

このとき頭の中で考えて整理しようとするのは、あまりいい方法とはいえないでしょう。

オススメの方法は、付箋や紙に優先順位の高い仕事から書いていき、作業が終わる度に付箋を捨てたり、終わった項目に線を引いて消したりするやり方です。

この方法だと情報が簡単に整理されるので、作業効率が上がりやすくなります。

仕事をこなすだけで精一杯という方も、まずは1度立ち止まって、作業に無駄がないか考えてみるのもいいかもしれません。

やるべき仕事をした上で早く帰るので、「残業はしなくてもこの人は仕事をきちんとする人だ。」と周りの人に認識され、定時で帰りやすくなります。

1人で抱えている仕事の量が多すぎる可能性も

残業が続くもう1つの要因としては1人で仕事を抱えすぎている可能性も挙げられます。人手が足りずに多くの仕事を抱えてしまい、どうしても残業をせざるを得ないという方も多いかもしれません。

この場合、職場の環境によりますが可能であれば同僚に助けを求めたり、上司に相談してみるのもいいかもしれません。

残業が続いて次々に人が辞めてしまえば、困るのは会社です。

上司に「このまま残業を続けると身体がもたない。」「みんなが定時で帰れるように対策をしてほしい。」と伝えることも大事です。

もし自分で残業を減らすための案を思い付いたときは、改善案をプレゼンしてみると問題が解決するキッカケになるかもしれません。

残業をせずに定時で帰れるようになることで会社にとってどんなメリットがあるのか、具体的に伝えてみると話を聞いてもらいやすくなります。

このときに大事なポイントは改善案は口頭で伝えるのではなく、書類にして提出するということです。

口頭で伝えるのをオススメしない理由は、その日の相手の気分によって言葉の受け取り方が変わるからです。

どんなに言い方に気を配ったとしても、謝った認識をされることもあるので紙に書いて提出するのがオススメです。

習慣化してみる!周りの人に「定時で帰る人」だと認識してもらおう

周りの人が働いている中で帰るのは勇気がいりますよね。この方法はリスクがやや高いですが、残業せずに定時で帰ることを習慣化してみるという手もあります。

はじめは帰りづらい雰囲気で周りの人から非難されることもあるかもしれません。しかし、それが習慣化すれば周りの人も「この人は残業せずに毎日帰宅する人だ」という認識を持つようになり、だんだんと割り切ってくれるようになるかもしれません

ここで気を付けるべきポイントは上司や同僚からの風当たりが強くなってしまうときは、この方法をいさぎよく諦めることです。

無理やり定時に帰ることによって職場での人間関係が悪くなってしまうと、結果的に自分で自分の首を絞めてしまうことに繋がります。

状況をよく見極めてどうしたらいいのか考えてから行動するようにしてくださいね。

身体を壊す前に転職するのもひとつの手段

自分の身は自分で守るしかありません。仕事のしすぎで身体を壊してしまっては元も子もありませんので、どうにもならないときは転職を考えるのもいいかもしれません。

責任感の強い人ほど、自分が退職したら周りの人に迷惑がかかるのではと感じやすい傾向にあります。

周りの人への思いやりがあることは素晴らしいですが、経営をするのは会社だと割り切ることも大切です。どうかご自分が幸せな人生を送るためにもご自分のことを大事にしてください。

また、転職活動をするときには、同じような残業続きの会社に入らないように気を付けましょう。

面接の段階で「退職理由は残業が多すぎたから」「もし御社に就職した際には定時で帰りたいです。」という旨を正直に話してみるのもオススメです。

自分の意見をはっきり伝えることは勇気のいることではありますが、面接では「会社に選んでもらう」だけでなく、「自分が選ぶ」という意識も大切です。

人生は選択の連続。すべてを決めるのは自分自身

このまま耐え続けるのも、状況を変えるために行動するのも覚悟が必要です。

人生は選択の連続です。未来が明るくなるための選択をするのか、このまま耐えて生きていくのか、すべてを決めるのは自分自身です。

将来、「あのとき行動していればよかった。」と後悔しないためにも自分はどうしたいのか考えるいいキッカケになれば幸いです。 皆さまがこれからどんな選択をするのか、その選択肢の1つとして、本記事で書いてあることを取り入れてみてはいかがでしょうか。