セクハラ?異性の上司に二人で飲みに行こうと言われた時の上手な断り方

社会人になると、なかなか避けて通ることのできない「飲み会」があります。
会社全体や部署、同期、女子会、さまざまなメンバーで飲み会が開かれることがあると思います。
ある日、あなたは異性の上司に「二人で飲みに行こう」と言われたらどうしますか?
上司からの誘いはなかなか簡単に断りづらいですよね。
同性の上司や異性の同期なら、まだ行きたい気持ちになれるかもしれません。
異性の上司だと緊張してしまうことはもちろん、誘い方次第では「セクハラ?」と思うかもしれません。
しかし、飲み会に誘うだけでは「セクハラ」にはならないのです。
そこで、今回は異性の上司が飲み会に誘ってくる心理や上手な断り方などを紹介していきます。
なぜ、異性の上司は飲みに行こうと誘ってくるのか?
そもそも、異性の上司はなぜ飲みに行こうと誘ってくるのでしょうか。
誘う上司の心理はさまざまで、代表的なものを5つ紹介していきます。
1. 仕事の相談
仕事について会社の中ではなく、外でフランクに話したいと思い誘うケースがあります。
例えば、あなたが仕事でうまくいってない様子を感じた上司が、職場から離れて話をしたいと思い誘ってきているかもしれません。
サシ飲みをすることで仲を深め、仕事の生産性をあげようとしている上司もいるようです。
2. 話を聞いてほしい
自身の悩みを相談したくて誘うケースがあります。
あなたのことを信頼しており、仕事やプライベートの話を聞いてもらいたいと思っているのでしょう。
上司はストレスを抱えて疲れている状況なのかもしれませんね。
3.友達になりたい
あなたと友達になりたいと思って誘ってくるケースがあります。
上司は完全に下心などなく、あなたとプライベートで友達になるために飲んで仲を深めようと思っています。
女友達の多いタイプであなた以外の人とも頻繁にサシ飲みできるタイプです。
4. 暇だから
仕事終わりは必ず外食をし、一緒に食べる相手がおらず暇だから誘ってくる場合があります。
相手を選ばず、ただ食事を一緒にしてほしいだけなので、特にあなたに何も思ってないといっていいでしょう。
5. 恋愛対象としてみている
上司はあなたのことを恋愛対象としてみていて、好きだから飲みに誘うケースがあります。
純粋にあなたに好意をもっていますので、親密になりたいがために誘ってくるのでしょう。
飲み会であなたとの仲が深まることをもっとも願っているタイプです。
飲みに行こうと誘うだけではセクハラにならない!

異性の上司はなぜ飲みに行こうと誘ってくるのか、さまざまな心理パターンを紹介しました。
本当に下心があるのかないのかは誘ってきた上司本人にしかわかりません。
飲みに行ってしまえば、セクハラに値するなにかをされる可能性があります。
しかし、「飲みに行こう」と誘うだけではセクハラにはならないのです。
それだけでセクハラになってしまえば、だれも飲み会を開けませんし、話をすることすら怖くなってしまいますよね。
異性の上司に飲みに誘われただけで「セクハラだ!」と思うのはやめましょう。
セクハラになる場合とはどんなとき?
では、異性の上司に飲みに行こうと誘われて「セクハラ」になるのはどんなときでしょうか。
まず「執拗に飲みに誘ってくる」場合は注意が必要です。
何度も断っているのに、しつこく誘ってくる場合は「セクハラ」になる場合があります。
また、飲みの誘いを断ったことで、仕事に支障をきたすような嫌がらせをされたり、職場の雰囲気が悪くなったりした場合も「セクハラ」に該当する場合があります。
あなたに精神的なダメージや心身の不調が現れた場合はまずは信頼できる同僚に相談してみましょう。
飲みに行こうと誘われたときの上手な断り方
異性の上司に飲みに行こうと誘われたときの上手な断り方を3つ紹介します。
1. 体調が悪いと伝える
体調不良であれば、しつこく誘ってくることはありません。
「お腹が痛いので」や「頭痛がひどくて」など、元気のない振る舞いをして誘いを断るようにしましょう。
2. 次の日に予定があると伝える
翌日が休日である場合に使える断り方です。
「次の日の朝が早いので」や「朝に準備することがあるので」など次の日の朝に予定があることをアピールしましょう。
飲みに行けば睡眠時間が削られてしまうことは上司もわかるので、無理に誘ってくることはないでしょう。
3. ほかの人も誘いませんか?と伝える
2人きりだと行きづらいけど、他にだれかいれば行きたいと思っている場合に使えます。
「ワイワイ楽しみたいので〇〇さんも誘いませんか?」と伝えてみましょう。
あなたへの下心がないのであれば、快諾してくれることでしょう
セクハラされないために自分を守ろう
一歩間違えれば「セクハラ」になりかねない異性の上司からの飲みの誘い。
誘ってくる上司の心理やセクハラになる状況についても紹介しました。
仕事をする上でもよい環境になるよう、上司のプライドを傷つけない飲みの誘いの断り方を参考にしてみてください。
大勢の飲み会には参加するなどメリハリをつければ、上司に目をつけられたりすることもないでしょう。
あなたの身を守れるのはあなたしかいません。
仕事もプライベートも充実できるよう、行きたくない飲みの誘いは無理して行かずに断り、ストレスのない生活ができるように心がけましょう。