仕事の疑問を解決!上司よりも先に帰ってもいいの?

仕事をするうえで、定時になってもまだ上司が仕事をしているので帰れないなんて悩んだことはありませんか?

プライベート時間は自分の趣味に時間を費やしたり、家族との時間、恋人との時間など充実した毎日を過ごしたりしたいものです。

しかし、上司や先輩より先に退勤することで、悪い印象を与えてしまうのではと心配になることもありますよね。最近では減ってはきましたが、まだまだ会社によっては年功序列型で上司より先に退勤することをよく思わないところもあります。

自分の仕事は終わったけど、上司がまだ仕事中なので帰っていいのか悩む、先に帰る時はどのように声をかければいいのかよくわからないという方も多くいると思います。

結論から言いますと、上司や先輩が仕事中であっても自分の仕事が終わっているのであれば、先に帰っても問題はありません。だからと言ってやはり先に帰ることに気が引けることもありますよね。

そこで、先に帰る時のあいさつの仕方やマナーを身につけて上司と良好な関係を築いていきましょう。

先に帰る時にはきちんと挨拶を心がける

上司より先に帰ることが消して悪いことではありません。前述でも述べているように、自分の仕事が終わっているのであれば、先に帰っても問題はありません。

仕事が中途半端なまま「お先に失礼します。」「お疲れさまです。」と退勤すると「仕事も終わっていないのに」と思ってしましますよね。

一方で、やるべき仕事を終わらせて「お先に失礼します。」と伝え退勤するとでは仕事量などの管理もしっかりとできていると思ってもらえ、相手に与える印象は大きく変わります。

また、定時前から帰宅準備をして、定時と同時に挨拶して退勤をすると、周囲からは「定時を待っていたのか。」と思われたりもします。定時まではしっかりと自分の仕事を行い、一息ついてから退勤するとよいでしょう。

ただし、先に帰る時はタイミングを見計らってはっきりと挨拶をするようにしましょう。相手が電話中や打ち合わせ中などの時は横から挨拶をすると業務の妨げになりますので周りの仕事の状況などを見て注意し行いましょう。

ここで絶対にやってはいけないことが、上司や先輩に「無言で退勤する」ことです。挨拶はビジネスマナーの基本ですので、きちんと挨拶ができなければ悪い印象を与えかねません。

一言添えて仕事に前向きな姿勢を示し退勤する

退勤する前に上司に「何かお手伝いすることはありますか?」とちょっとした言葉を付け加えることでスムーズに退勤することができたり、上司からの印象も変わってきたりもします。

特に何もなければ「今日は帰っていいよ」とスムーズに退勤することができますし、仕事に対して前向きな印象を持ってもらうこともできます。

もちろん上司や先輩が仕事を抱えているのであれば手伝いが必要になることもありますが、ここでポイントとなるのが代替案です。

「お手伝いすることはありますか?」と伝えた後に「今日はこの後予定がありますので、明日の午前中であればお手伝いができます。」と今日は無理でも明日の午前中なら可能といった代替え案を提案するのです。

いきなり「無理だ」と伝えるより、最初に手伝う意思を伝えるだけでも印象は大きく変わります。

また、予定があって先に帰るが、急ぎの要件があるのであれば連絡はつながることを伝えるだけでも仕事への責任を感じてもらえます。

外せない予定がある時は事前に相談

仕事をしていると、毎日残業ができるわけではありませんよね。どうしても外せない予定があったりして定時で帰らないといけないときもあります。

そのような場合には早く退勤しなければいけない理由を事前に相談しておくことです。

家庭の事情でしばらく残業ができないなど状況を説明することで後ろめたさもなく退勤することができます。

もちろん、仕事が中途半端なまま退勤してしまうと周囲への印象も悪くなりますので、きちんと仕事を終わらせておくことが大切です。

そもそもなぜ、上司より先に帰れない状況になるのか

仕事をしていると、帰れない状況になることもいくつかあると思います。

例えば、一時期話題にもなった「上司より先に帰るのはおかしい」発言のある考えが古い上司です。

かつては労働時間の長さが売り上げにつながり、働いた分だけ稼ぐことができた時代もありました。

その時代の考えが抜けない上司からはそのような言葉も出てくることもあるでしょう。そんな雰囲気だと先輩たちも帰れないのだから尚更帰りにくいですよね。

他には定時ギリギリで仕事を振られることです。

定時で帰れるように仕事を効率よく終わらせていたのに、就業30分前にいきなり声を掛けられ、仕事を振られるといったパターンです。

本来ならば断わっても問題はないのですが、断りづらく残業になってしまうことも少なくありませんよね。

仕事の基本マナー、挨拶を忘れずに

何度も書いていますが、自分の仕事が終わっているのであれば挨拶をして帰ることに問題はありません。

そこに「何かお手伝いすることはありますか?」と付け加えることを覚えておくだけで上司からの印象もよくなり、良好な関係を築いていくことができるはずです。

挨拶はビジネスマナーの基本です。基本を忘れず挨拶をするだけでも社内での自分に対しての印象もきっとよくなるはずです。 早く帰れた日は家族や恋人との時間や趣味を楽しんだり、体をゆっくりと休めたり、ゆっくりとお風呂につかりリラックスするなどしてプライベートを満喫しましょう!