キャリアアップ相談!外資系企業が求める英語力の目安とは?

外資系企業へのキャリアアップ転職の際に必要不可欠な英語力。業種やポジションによってはちょっと英語が得意なくらいでは正直厳しいでしょう。英語力の目安のひとつとしてT O E I CやT O E F Lなどの資格などもあります。しかし、英会話などといった実際に外資系企業で働くにあたって具体的にどの程度の英語力が求められるのかというのも気になるところですね。自分の希望する外資系企業で求められる英語力がわかれば、そこに向かって学習していく目安となります。
今回は、外資系企業に勤める際に必要な英語スキルの目安について詳しく解説していきます!
どんな場面で英語力が必要になる?外資系企業で活用できる英語スキルの目安はこれ!
外資系企業で求められる英語力は企業や担当業務の内容によって異なってきます。
例えば、海外とのやりとりが多い企業であれば日常英会話だけでなくビジネス英語のスキルも必要になってきます。コミュニケーションが取れるだけでなく、ビジネスに特化した英語力を身につけておくことでプレゼンテーションの場や書類上のやりとりなどで信用性がぐっと上がるのです。
外資系企業で働く際にどんな場面で英語を使用することが多いのでしょうか。
メールや資料作成
外資系企業で一番英語を使う場面はメールだと言われています。資料作成ももちろん英語が中心です。
メールや資料は文書として残るものです。誤解を与える文書や信頼を損ねるミスをしないよう、英語でのメールの書き方や文法についても知っておくとよいでしょう。
電話対応
外資系企業での電話対応も英語が不十分だと誤解を招くこともあります。対面だけでなく音声だけでの英語のやりとりの技術も備えておきましょう。
英語をあまり使わない企業もありますが、メールや電話でのやりとりなどに必要な日常会話程度のレベルは求められています。T O E I Cでは700点以上が目安とされ、実際に会議や打ち合わせに参加する業務の場合には800点以上が望ましいでしょう。
しかしT O E I Cはあくまで英語スキルの判断目安とするところが多いというだけで外資系企業への転職が確実というわけではありませんが、有利にはなると考えられています。
キャリアアップで必要な英語力の目安は業界や職種によって変わる!
外資系企業にも様々な業種がありますよね。業界や職種によって必要な英語力は異なります。目安として代表的なものを以下にまとめてみました!
投資銀行の場合
投資銀行は株式や為替のセールスなど資産運用についてのコンサル業務があります。専門的なビジネス英語も多く、正確性の高い英語力が必要となる職種です。
IT企業の場合
IT業界にも様々な職種がありますが、特にエンジニアの場合には国内だけでなく海外との取引が増加傾向にあるため、英語力に長けているとキャリアアップの人材として重宝されるでしょう。
医療機器メーカー・製薬メーカー
海外製の医療機器や製薬などマニュアルや説明文は英語で記載されていることがほとんどです。
クライアントに説明する際に理解不足にならない程度の英語力を求められます。

外資系企業で重要なのは英語学習の継続とディスカッション力!
外資系企業に転職した後も更なるキャリアアップを目指して継続的な英語力のスキルアップは必要不可欠となります。
ある程度の英語力では業務内容にも縛りが出てきます。栄転異動で外国人上司との仕事になる可能性もありますし、昇進の際にも部署によっては更なる英語力が必要となる場合があります。
働きながら英語学習を続けることも大事ですが、なかなか難しいのも現状です。転職前にキャリアアップを見据えて英語スキルを磨き始めておくのがベストでしょう。
また、本当に必要な英語力はT O E I Cなどの点数よりも実際にディスカッションする力が必要となります。海外との会議などでは意見交換、つまりディスカッションをする機会がたくさんあります。自分の意見をしっかりと伝えるにはすぐに切り返す英語力と正確な英語力を身につけておく必要があります。
効率的にビジネス英語やディスカッション力を習得するにはオンライン英会話教室がおすすめですよ。
持っておくと有利!外資系企業で求められる英語スキルの目安となる資格
外資系企業で求められる英語スキルの目安となる資格としてT O E I Cの他にどのようなものに挑戦しておくと有利なのでしょうか。
T O F E L
T O F E Lとは「読む」「聞く」「話す」「書く」といった4つの英語理解とコミュニケーション能力を図る試験です。専門性の高い職種への転職には適しています。
実用英語技能検定試験
いわゆる英検を指します。「読む」「聞く」「書く」といった筆記だけでなく「話す」といった面接もあります。
英検2級以上であればアピールポイントとできるでしょう。
国際連合公用語英語検定試験
国連英検と略して表現されることが多い試験です。これは外務省後援の資格です。
時事問題についての知識を英語で求められる試験なので、外資系企業にキャリアアップ転職する際にはアピールポイントとなるでしょう。
まとめ:外資系企業でキャリアアップするには特化した英語力を目安として身につけることが大事
外資系企業でキャリアアップを目指す人には英語力は気になるところ。外資系企業に転職を考えている人はみんな英語のスキルに自信がある人たちです。その中でいかに自身の英語スキルをアピールできるかが重要となってきます。そのために外資系企業で活用できるレベルの資格を取っておくことも必要ですし、ビジネス英語に特化した英語力や電話対応などのスピーキング力をつけておくと他の人と差がつきます。
外資系企業では文法や会話力、意見交換できるビジネス英語力など網羅している力が求められています。
現状に満足することなくスキルアップを図っていくとキャリアアップにつながっていくでしょう。
ぜひ今回の記事を参考にして英語スキルを身につけて、自身の目指す外資系企業へのキャリアアップにチャレンジしてみてくださいね!