就職活動において、転職は何社くらい応募するのがいいの?

転職したくて就職活動をする場合、何社くらい応募をしたらいいのか迷いますよね。応募しすぎてたくさん断るのも大変ですし、1社ずつ応募していつ採用されるか分からないのも不安です。

そこで本記事では、「自分が置かれている環境に合わせてベストな数を考える」「目標を立てて転職活動をして自分に合ったペースを見つける」など、5つの項目で何社くらい応募するのがいいのか解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

自分が置かれている環境に合わせてベストな数を考える

まずは、今自分が置かれている状況に合わせて何社に応募するのか決めることが大切です。

働きながら転職先を探す場合

働きながら転職先を探すとなると、有給を取って面接を受けたり、休みの日や仕事終わりにしか面接を受けられなかったりしますよね。

早く次の就職先を見つけたいと焦ることもあるかもしれませんが、あまり多くの会社に応募しすぎるとキャパオーバーしてしまいます。

どのくらい転職活動に時間を取れるかによりますが、まずは、同時期に3~4社ほど応募してみて、なかなか決まらないときには少しずつ応募する数を増やしてみるのがオススメです。

退職後に転職先を探す場合

退職後に転職先を探すとなると、働きながら探すより面接に行く日程も立てやすく、比較的多くの会社に応募することができますよね。

日程調節はしやすいですが、働いていない期間があまり長くなるのも避けたいところですので、応募は同時期に5~6社ほどしてみてもいいのではないでしょうか。

また、退職をして再就職するまでに2ヶ月以上間が空いてしまっているという人は、もう少し応募の数を増やしてみたり、ハローワークなどで、いい印象を与えるための履歴書や職務経歴書の書き方を教わったりと工夫をしてみるのもオススメです。

自分の性格に合わせて何社受けるか考える

複数の仕事を同時にできるタイプ

複数の仕事を並行してできる人は、上記でご紹介したやり方での転職活動がオススメです。

そのやり方で転職活動をしてみて、もう少し応募の数を増やしても上手くいきそうだと感じたら増やしてみてもいいかもしれません。

複数の仕事をこなすより、1つの仕事に集中して取り組むタイプ

複数の仕事をこなすより、1つずつ集中して仕事をする方が向いている人もいます。このタイプの人は、上記でご紹介した応募数は、参考程度にして、自分のペースに合わせてみるのがオススメです。

面接での受け答えや、志望動機、職務経歴書や履歴書の作成など、1つの会社を受けるために考えることはたくさんあります。

1社受けるための準備を終えてから、次に受ける会社を探すやり方のほうが集中できていいかもしれません。

転職活動には労力がいるので、なるべくストレスにならないように、あまり無理しないように心がけることも大切です。

転職したくて就職活動をする場合、何社くらい応募をしたらいいのか迷いますよね。応募しすぎてたくさん断るのも大変ですし、1社ずつ応募していつ採用されるか分からないのも不安です。そこで本記事では、

第3の選択肢として合同企業説明会やオンライン企業説明会に行ってみる

応募以外での転職活動もオススメです。ハローワークの案内で、複数の会社が集まって説明会を開いたり、足を運ばなくても参加できるオンライン企業説明会があったりなど、就職活動にも様々な形があります。

実際に説明が聞けるので、より企業のことを知った上で応募することもできますし、そこで質問をすることによって会社の人の印象に残りやすくなります。

実際に応募するときに説明会の話も盛り込むと、採用されやすくなるかもしれません。

目標を立てて転職活動をして自分に合ったペースを見つける

自分にとって何社応募するのがベストなのかを知る目安として、いつ頃までに次の就職先を見つけたいか、自分の中で期間を決めて転職活動をすることもオススメです。

たとえば、3ヶ月で転職先を決めると目標を立てる場合、最初の1ヶ月間で5.6社は応募すると決めてみて、それでなかなか上手くいかないときは

2ヶ月目からは様子を見ながら少しずつ応募数を増やしてみたり、面接の練習をしてみたり、履歴書や職務経歴書をよくしてみようと工夫したりと、状況に合わせてどう行動するのがいいかが明確に分かるようになります。

もし自分で定めた期間までに転職先が決まらなかったとしても、目標を立てずに就職活動をするよりは効率よく行動できますので、ぜひやってみて下さいね。

自分に合ったやり方で転職活動をすることが大切

転職活動をしていると、次の就職先を早く決めたくて焦りますよね。

もし採用されなくても、その会社が求める素質と少しズレがあったり、会社との相性もあるので「自分のどこが悪かったんだろう。」と悩む必要はありません。

あまりにも不採用が続くのであれば何か対策をした方がいいですが、「この会社とはご縁がなかった。」と割り切って、次の就職先を探すことに意識を向けてみてくださいね。

自分に合った応募のペースはどのくらいか1度考えてみてから転職活動をすることで効率アップに繋がりますので、本記事でご紹介したことを、ぜひ参考にしてみてください。