面接クリアの近道!職務経歴書の上手な書き方とは?

「職務経歴書ってどうやって書いたらいい?」「面接で上手くいく職務経歴書はどんな内容?」と、いざ職務経歴書を書こうと思うと悩むことは多いでしょう。
職務経歴書は自分をアピールする大事な書類です。今までの自分のキャリアをアピールして、企業に採用したくなる人物を想像させることが必要です。
今回の記事では職務経歴書の書き方だけでなく、面接クリアの近道となる上手な書き方を紹介します。職務経歴書のNGポイントも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでください。
職務経歴書は自分をプレゼンテーションする書類
職務経歴書は自分自身をプレゼンテーションする書類です。履歴書は学歴や職歴を、フォーマット通りに時系列に沿って記載をします。
しかし、職務経歴書は自分が今まで携わってきた仕事や実績、どんなスキルを持っているのかをアピールする書類です。履歴書と大きくちがうのは、決まったフォーマットがないことです。そのため、自分をプレゼンテーションするための、企画力やデザイン力が試される書類です。
主に職務経歴書には以下の内容を記載します。
- タイトル・氏名・日付
最上部に正確に書きましょう。
- 職務要約
新社会人として現在まで至るまでの流れを漸くして書きましょう。
- 勤務先企業
現職の情報を丁寧に端的に書きましょう。
- 職務経歴
自分が担当した部署や仕事、プロジェクトを細かく書きましょう。
一番のアピールポイントです。
- 活かせる知識とスキル
転職先に活かせる知識やスキルを書くだけでなく、活かせる理由も書きましょう。
- 資格と免許
今まで取得した資格と免許、どのように活かしてきたのかを書きましょう。
- 自己PR
転職先が求めている人材をふまえて、自分の強みをアピールしましょう。
- 志望動機
転職先でなぜ働きたいのか、自分がどれだけ貢献できるのかを書きましょう。
職務経歴書を書くまえに自分のキャリアを整理しよう
いきなり職務経歴書を書こうと思っても、中々書けません。まずは自分のキャリアを整理しましょう。
自分のキャリアを振り返るためには、5W1Hで振り返ることがポイントです。
5W1Hとは、
- When(いつ):20〇〇4月〜20〇〇3月
- Where(どこで):株式会社〇〇 〇〇部
- What(何を):〇〇の開発
- Who(誰に):〇〇向けに
- Why(なぜ):〇〇の売上を拡大のため
- How(どのように):既存の商品の問題点を洗い出し、〇〇の改善をおこなった
という風に、自分が今まで残した実績を5W1Hで分解して、整理しましょう。
また、昇進や社内外の受賞歴など、5W1Hでは書ききれない実績も紙に書き出しましょう。色んな実績があれば、漏らすことなく自分のアピールの材料にしましょう。

採用者が会いたくなる職務経歴書のポイント3つ
採用者が会いたくなる職務経歴書には3つのポイントがあります。
1つ目は転職する企業企業が求めている人材を知り、企業が求めている自分のスキルをアピールすることです。一度作成した職務経歴書は使いまわすのではなく、企業に求めていることに応じて、アレンジして書きましょう。
2つ目は具体的な数字でアピールすることです。
例えば、前職は営業職で「売上を上げました」と書かれていても、「どれだけ上げたのか?」となります。
「年間目標売上額〇〇円に対して150%達成しました」と書いていれば、説得力が増します。
3つ目は第三者に見てもらいましょう。
家族・友人もいいですが、一番いいのは転職エージェントのような専門家に見てもらうといいです。自分だけでは気づけない考えを第三者から意見をもらえ、より良い職務経歴書になります。
面接が厳しくなる職務経歴書のNGポイント3選
職務経歴書には注意するべきNGポイントが3つあります。せっかく素晴らしい実績を書いても、NGポイントを書いてしまうと台無しです。
1つ目は誤字・脱字が多いことです。
誤字脱字が多いだけで、「仕事が雑でミスが多いのではないか」と悪い印象を持たれてしまいます。
転職は人生の一大イベントです。誤字・脱字があると採用者には、あなたの本気度が伝わりませんので、入念にチェックをしましょう。
2つ目は読みづらい文章です。
採用者に馴染みがない知らない用語を入れ、改行が全くない文章を書いていると、「相手への配慮に欠ける人」と思われます。読み手が理解しやすく、読みたいと思える文章を書くことが必要です。
3つ目は空欄が多いことです。
職務経歴書は自分をプレゼンテーションする書類です。その書類が空欄だらけでとなると、採用者に「やる気がない」と思われます。
自分が行ってきた実績を細かく洗い出して、空欄がない適切な文量でアピールしましょう。
自分をアピールできる職務経歴書を書いて面接をクリアしよう
職務経歴書は自分をアピールするプレゼンテーション資料です。採用者は、企業にどれだけ貢献してくれるのかを期待しています。
アピールできる実績があっても、職務経歴書でアピールしないと採用者は会いたいと思ってくれません。 まずは、採用者が会いたくなるような職務経歴書を書いて面接をクリアしましょう。