仕事に付き物なの?ランチの上手な断り方をマスターしたい!

苦手な人にランチに誘われたり、仲のいい同僚でもランチは行きたくないと感じたり、取引先の人とのランチは避けたいと思ったりと、仕事関係の人との食事について悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今後も一緒に仕事をする関係性なだけに、波風立てずに上手く断る方法はないものかと悩みますよね。
そこで本記事では、ランチの上手な断り方をマスターするための5つの項目をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事相手とのランチを今回だけ断るのか、今後もずっと断るのかを決める
まず、ランチの断り方にはその場しのぎの断り方と毎回使える断り方の2パターンがあります。
ここをしっかり自分の中で定めておくことで、行きたくないのにその場しのぎの断り方をしてしまい、その後も誘われ続けて毎回断る理由を考えるという事態を避けることができます。
ランチに誘われて「行きたくない」と感じたら、まずは1度自分の中でどちらなのか考えてみるといいかもしれません。
今回だけランチを断るときの上手な伝え方
・疲れていて行きたくないときや、気分が乗らないときの断り方
「今日はいいかな。」と伝えたり、「今日は社内で食べますね。」など理由を濁して伝えることもアリです。
はっきり理由を伝えなくても、意外と相手も「今日はそういう気分なんだな。」と納得してくれることも多いです。
また、相手が理由を聞いてきたら「今日は少し疲れていて1人でゆっくり食べたい。」「今日は会社で食べたい気分」だと正直に伝えてみるのもいいかもしれません。
このとき気をつけてほしいことは最後のひと言です。最後に言われた言葉がネガティブな発言かポジティブな発言かによって、相手に与える印象は大きく変わります。
謝りすぎてしまったり言い淀んだりすると、相手は「もしかして本当は違う理由があったんじゃないか。」と感じてしまいます。あっさりと断ることがポイントです。
最後のひと言は、「また誘ってください。」「誘っていただきありがとうございます。」などポジティブな言葉を伝えると相手も嫌な気持ちにならず、また誘ってくれます。
「また今度行こう。」とこちらからランチに行く日程を提案してもいいですね。
・外食をしたくない場合の断り方
金銭的に余裕がなかったり、外食が好きではなかったりするのに、無理してランチをするのは気が重いですよね。そんなときは、お弁当派になるのがオススメです。
余裕があれば手作りすると節約にもなりますし、面倒だと感じる場合は買ったお弁当を社内で食べる派だと伝えるのもアリです。また、「貯金をしているから外食はしたくない。」と伝えるのもいいかもしれません。

今後も毎回ランチを断るときの上手な伝え方
・大人数のランチに行きたくない場合の断り方
大人数でのランチが苦手だという方は、「あなたと話すのは好きだけど、大人数で食事をするのが苦手なんです。」「大人数で食事をすると疲れてしまう。」と、今後のためにも正直に伝えたほうがいいです。
この断り方なら相手も嫌な思いはしませんし、今後も大人数での食事に無理に誘われることはありません。
・苦手な人からのランチの断り方
苦手な人からランチのお誘いがくることもありますよね。この場合は理由をはっきり伝えず濁す方法がオススメです。
「んー私はいいかな。」「ありがとう。」と伝え、その場からさり気なく離れます。
苦手な人ほどグイグイ誘ってくるかもしれませんが、ここで間違っても「また誘ってね。」と言ってしまってはいけません。
また、普段から少し距離を置いて仕事をしてみるのもいいかもしれません。ランチに誘われないような、浅い関係になることも大事です。
・異性からのランチの誘いの断り方
仕事をしていると職場や取引先の異性と関わる機会もありますよね。自分は興味のない相手から食事の誘いが来ることもあります。
ここでも上記のような濁す断り方が使えますが、それでもあまりにもグイグイ誘われる場合は「 2人きりではなく大人数でのランチならいいですよ。」と伝えてみたり、大人数でも行きたくない場合は「お気持ちだけいただきますね。」と、そっと相手を遠ざけることもオススメの方法です。
自分のストレスにならないようにはっきり断るのもひとつの手
上記のような方法を試してみても、世の中には強引な人や相手の気持ちを読み取るのが苦手な人、悪意を持って近付いてくる人などいろんな人がいるのでどうにもならないこともあるかもしれません。
やんわりお断りをしてこちらから距離を置こうとしても、相手がどんどん距離を詰めてくることもありますよね。
ご自身がストレスを感じ続けないためにも、いざという時にははっきり気持ちを伝えざるを得ないということも頭に入れておいてくださいね。
仕事の人間関係で無理してストレスを溜め込まないために
人からのお誘いを断るのは勇気がいることですよね。さらに、仕事で関わる人となると気を使って断れないという方も多いかもしれません。
しかしご自身がストレスを溜め込まないためにも、ときには勇気を持って断ってみてくださいね。
状況によっては上記でご紹介したフレーズをいくつか組み合わせて使うこともできますので、心の中に留めておくと今後少しは安心して断れるようになるかもしれません。 本記事が皆さまのお悩みの解決に繋がることを願っています。