仕事を円滑に進める秘訣!上司に気に入られるコミュニケーションとは?

仕事をする上で、上司とのコミュニケーションは避けて通れません。普段から上司との関係が良好であれば問題ないのですが、実際にはコミュニケーションで悩んでしまうという方も多くいるでしょう。
できることなら上司と良好な関係を築き、仕事も円滑に進めていきたいですよね。
この記事では、上司と良好なコミュニケーションをとる方法についてご紹介したいと思います。これから社会に出る人も、今後の参考にしてみてください。
なぜ上司とのコミュニケーションが仕事に大きく影響してしまうのか
そもそも上司と、意識してコミュニケーションをとる必要があるのでしょうか。仕事を進めていくことに対して、必要最低限な会話さえできていればいいのではないかと考える方もいるかもしれません。
社会人の方であれば「報・連・相」という言葉を聞いたことがあるかと思います。「報告・連絡・相談」の意味ですが、仕事を円滑に進める上で基本となることです。普段から上司とあまりコミュニケーションがとれていない場合も、報告・連絡は必要最低限なことだから問題ないと言えるかもしれません。
ですが相談に関してはどうでしょう。相談というのは、個人の業務に関しての質問やトラブルが発生した時の判断、アドバイスを求めるものです。普段から関係が良好であれば、相談もしやすいものです。逆にコミュニケーションがとれていないと内容によっては相談がしづらく、結果的に業務に支障がでてしまうこともあります。
仕事の基本となる「報・連・相」を徹底するためには、普段から上司とコミュニケーションがとれているかが、大いに影響することになるでしょう。
仕事で上司とコミュニケーションをとるために、まずは相手を知ること
上司と良好なコミュニケーションをとるために、まずは上司という人間を知るようにしてみましょう。
上司は自分より年上で、経験も豊富だという場合が多いと思います。育った環境や年齢が大きく違えば、価値観や仕事に対する考え方も大きく異なることもあるでしょう。
仕事を進めていく上で自分の意見を否定されたり、理解できないような指示をされたりすることもあるかもしれません。
上司は自分と考え方が違う、そもそも性格が合わないと否定的に見てしまいがちです。そんな時は、なぜ上司がそのような意見をしたのか、上司の視点になって考えてみてください。一人で考えても解決方法が分からない場合はインターネットで調べたり、関連する本を読んでみたりしましょう。上司と同じ年代の方など相談できそうな人がいれば、意見を参考にしてみるのもいいかもしれません。
上司と仕事以外の会話をすることも大事です。仕事の会話だけでは、相手の人間性を知ることは難しいです。雑談や世間話でもいいと思います。
ただし上司のプライベートについて根掘り葉掘り聞くのは失礼になる場合もあるため、気をつけましょう。自分のプライベートの話題をすることで、自分を知ってもらうことも大事です。上司が心を開いてくれるかもしれません。
普段から相手のことをよく知っていれば、相手はこういう性格だからこのような意見を言っているのだなと推測することもできます。
逆に普段からコミュニケーションがとれていないと、相手の考えていることが分からず、意見が合わない時に衝突が起きやすいでしょう。冷静な話し合いをする上で、普段から相手の性格を把握しておくことはとても重要です。

上司が苦手な場合は?仕事での自分の態度を改めてみる
すでに苦手な上司がいる場合もあるでしょう。いくら相手を知る努力をしても、毎回意見が食い違ったりすれば良好なコミュニケーションをとることがなかなか難しいものです。
ですが上司の態度だけが問題なのでしょうか?自分の態度に問題がないか、改めて考えてみましょう。
上司は仕事をたくさん抱えていると思います。さらに自分の業務だけでなく、部下の面倒もみなくてはいけません。忙しくて目の前の業務に集中したくても、部下のトラブルが発生したら、責任を持って一緒に対応しなくてははいけない立場です。
上司の大変な立場を理解し、行動してみてください。
もしあなたが上司の話を最後まで聞かずに自分の意見を言っているのであれば、まずは最後までじっくり話を聞く努力をしてみてください。疑問に思ったことは、話を全て聞き終わった後に質問してみましょう。
自分から上司に話しかける時はタイミングを計り、論理的に分かりやすく意見を述べてみましょう。上司から見て、素直に意見を聞いてくれて、ちゃんと配慮もしてくれている部下は印象がいいものです。結果的に部下の意見をちゃんと聞いてくれて、評価も上がるかもしれません。
自分を優先して行動している人より、常に相手のことを考えて行動できる人には誰しも好感が持てます。結果的に、相手も自分のよくない部分に気づき、態度を改めてくれることもあるでしょう。
まずは自分の態度を見直して、行動してみてください。
すぐに仕事で実行できること!挨拶・返事・お礼を欠かさない
上司と良好なコミュニケーションをとるために、誰でもすぐに実行できることがあります。挨拶、返事、お礼を欠かさないことです。これらは基本的なことですが、社会人経験が長くなると意外とできていない人が多いです。業務に直接影響しないからと、自分に余裕がないとおろそかになりがちです。
気持ちよく挨拶や返事をし、丁寧なお礼を欠かさず行う人はとても好感がもてます。
もしあなたが挨拶やお礼がちゃんとできていないと感じたら、すぐにでも意識して行うようにしましょう。もちろん上司に対してだけなく、仕事で関わる全ての人に行いましょう。こういった基本的な部分ができていると、仕事の評価にも影響してくるものです。
これから社会に出るという方であれば、ぜひ入社当日から意識して行ってみてください。
上司と良好なコミュニケーションをとることを心がけてみましょう
仕事を円滑に進めるために、上司とコミュニケーションをとる大切さをご紹介してきました。
上司と良好なコミュニケーションがとれていれば、仕事で悩んだりトラブルが発生したりした時にも、上司が味方となり親身になってくれるはずです。
社会人の多くは、1日の大半を仕事の時間に費やしています。その中で、上司と接する時間は多いと思います。仕事を充実した時間にするためにも、上司と良好なコミュニケーションをとることを心がけてみましょう。