仕事の疑問を解決!休憩時間の過ごし方ってみんなどうしてるの?

仕事をする中で、休憩時間を皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。休憩時間といっても「リフレッシュする人」、「食事をする人」、「仕事を進める人」とそれぞれ過ごし方や使い方は違います。
また、休憩時間については
- 6時間を超える労働をした場合には、45分以上の休憩をとること
- 8時間を超える労働をした場合には、1時間以上の休憩をとること
- 労働者は休憩時間を自由に利用することができる
と労働基準法(https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000049)で定められています。
会社側としては忙しいからといって仕事を強要することや減らすことはできません。せっかく与えられた休憩時間ですから、自分に合った休憩方法を見つけて有意義に過してみませんか。
休憩時間の過ごし方は何がある?
前述にも述べているように、休憩時間の使い方は人によりさまざまです。
休憩時間を有意義に過ごしリラックス効果を得ることができ、集中力を上げて仕事効率も上げることができたらいいですよね。
一般的に人間の集中力は約90分が限界と言われ、それ以上は集中力が途切れて効率が落ちてしまいます。
そのため、可能であるのであれば60~90分に一度は水分補給をしたり伸びをしたりするなど一呼吸おける軽い休憩をとることで途切れそうになった集中力も回復します。
また、休憩をとる際は、特に疲れているところをしっかりと休ませることで効果的に疲れを取り、集中力も上がり仕事の効率もアップしていきます。
そこで、休憩時間にどのような過ごし方があるのか、またそれに対してどのような効果を得られるのかを参考にしてみてください。

1.コーヒーやお茶を飲んだりおやつを食べたりする
水分不足は疲労の原因の一つです。人間の体は体重の約2%の水分が失われただけでものどの渇きなどが出てきます。この時点で集中力や記憶力が低下しています。
集中力を途切れさせないためにもこまめに水分補給をすることで、体や脳にしっかりと水分を取り入れ集中力を高めることができます。
昼食後などに眠くなり集中できなくなるのであれば、コーヒーや紅茶などのカフェインを摂取することで脳が活性化され眠気覚ましになります。さらにコーヒーの香りはリラックス効果も期待できます。
さらにコーヒーや紅茶に砂糖を入れて、チョコレートなどの糖分を摂ることで脳に栄養を与え、集中力を高めてくれるので頭を使う仕事をしている方には一石二鳥ですね。
2.同僚と仕事以外の雑談をしてストレス発散
休憩時間だからこそ一人で過ごす方がリラックスできるという方も増えていますが、人とコミュニケーションをとることでリラックスできるという方もいます。
仲のいい同僚と仕事上のストレスを話しながら発散することで、雑談をする中で新たな気づきや発見が生まれることもあります。またコミュニケーションをとることで、職場での人間関係を円滑にする一つのツールにもなります。
3.昼寝・仮眠で頭をスッキリ
昔から昼寝や仮眠は効果的なリラックス方法だといわれています。スペインでは「シエスタ」という昼寝文化があるように昼食後に15分ほどの昼寝が効果的だとか。
忙しい日々を過ごす中で、休憩時間に15分の睡眠を取り入れることで、短時間での疲労回復効果が得られます。
特に食後は眠気を感じやすい時間帯です。そんな時に眠気と戦いながら仕事をしても効率的とは言えません。昼寝や仮眠を取り入れることで、眠気からも解放され、午後からの仕事の効率もぐんとあがります。
4.好きな音楽を聴いて心をリフレッシュ
好きな音楽やリラックスできる曲を聴いて、心を落ち着かせるのもいいですね。
好きな音楽を聴きながら目を閉じるだけでもリラックス効果がありますので休憩後の仕事効率も上がります。
気分が落ち込んでいるときはアップテンポの曲、ゆっくりしたいときはスロー店舗の曲を聴くなどしてみるのもいいかもしれませんね。
5.休憩時間を使って自己研鑽
休憩時間に勉強?と思われる方もいるかもしれませんが、短い休憩時間を使い資格や語学などの勉強をすることで気分転換の効果が見込まれます。
この場合は疲労回復にはなりませんが、スキルアップやキャリアアップ、教養を身につけるなどの目的を持って行うことで自分自身のモチベーションにつながったりもしますし、会社での仕事にも良い影響を与えるかもしれません。
有意義な休憩時間を過ごし、リフレッシュして仕事の集中力を高めよう
休憩時間の過ごし方についていくつか述べさせていただきましたが、自分に合った過ごし方は見つかりましたか?
仕事をするにも何をするにしても集中して行っていると、意外と気づかないうちに頭も体も疲れてしまっています。疲れたままの状態だとは仕事も捗りませんし、ミスにつながることもあります。 休憩時間をどう過ごすかは自由ですし、趣味趣向や限られた時間でできることもそれぞれ違いがありますが、有意義に時間を過ごすことで心身ともにリフレッシュをして集中力を高め、午後からの仕事の効率も上がるよう、自分に合ったリフレッシュ方法で気分転換をしてみてはいかがでしょうか。