TOEICの点数大幅UP!文法のおすすめ学習法

キャリアップのためにTOEICで高得点を取りたい方、そのために英語の勉強をしている方、筆記の学習はどのようにしていますか?英語の学習の中でも、基礎である文法の理解は避けては通れないところかと思います。文法の知識が不足していると、それぞれの単語を知っていても文全体の意味を理解できないでしょう。
TOEICを攻略するためには、基礎レベルの文法の知識が必要不可欠です。この知識があれば、リスニングや長文読解のスキルも同時に伸ばしていけるでしょう。今回は、TOEICでハイスコアを狙う方のために文法のおすすめ学習方法をご紹介します!
なぜTOEICの勉強で文法対策が重要なの?
文法の知識が不足していると、ひとつひとつの単語を知っていても文全体の意味を理解することができません。単語はわかっているのに、文法がわかっていない事で英文の読み取りができないと、もったいないですよね。単語の語順を決める法則を理解することで、長文問題への応用にもなるのです。
また、TOEICの文法問題には出題パターンがあるため、比較的対策がしやすいと言われています。点数を伸ばしやすい文法問題で、大幅に点数アップを狙いましょう。

TOEICの出題形式とパートごとの対策
TOEICで文法問題が出題されるのはPart5とPart6です。
注意点としては、文法問題の後にある長文読解の解答時間を残すため、この2つのパートは解答するスピードも求められる、という事です。正確に、しかし速く解くことができるように対策しましょう。
Part5:短文穴埋め問題
TOEIC Part5は短文穴埋め問題が出題されます。
品詞、動詞、関係詞の問題など、毎回ほぼ同じパターンで出題されるのが特徴です。
ここではあまり複雑な難しい文法や構文は出題されません。
できればここは15分以内で解答できるようにしましょう。1問30秒のペースが目安です。
このPart5は問題文を全て読まずとも空欄の前後のみから解答できる問題もあります。
対策としては、全文を読まずに解ける問題は、なるべく空欄の前後のみを見て解答し、文法問題をできるだけ時間をかけずに解けるようにすることです。
そしてPart5は基本的な文法を問う問題が多いため、文法の基礎を理解すれば解く事ができます。もし文法問題が苦手であれば、中学・高校レベルの文法を見直し、理解できていない文法の項目を洗い出して復習しましょう。
TOEIC®の文法問題を解きながら、自分が理解していない問題があった際にその都度復習しましょう。
また、文章から解答につながるヒントとなる語句を見つけるように練習してみましょう。
問題文の中に一緒に用いることの多い単語の組み合わせが見つかれば、問題文全部を読まずに解答できるケースがあります。
このように文章中に解答につながるヒントを見つけて、素早く、正確に答えられるよう反復学習しましょう!
Part6:長文穴埋め問題
出題される文法はPart5とほぼ変わりませんが、Part6は、長文穴埋め問題が16問出題されます。長文に空欄が4つあり、当てはまる語句または文を選択肢から選びます。
Part6の特徴としては、文脈から正解を推測する問題だということです。
文脈から正解を推測する問題は、空欄の前後だけを読んだだけでは解答できない場合が多いため、飛ばし読みをせずに文章全体を読んで解答する練習が必要です。
Part6は10分以内に解答できるようにしましょう。
Part6で必要な文法知識はPart5と同じですが、文脈から正解を推測する問題が多く出題されます。
このような文脈から推測する問題の選択肢は、文法的にどれも当てはまる選択肢が並んでいます。文法の知識だけではなく文脈をしっかりと理解していないと解答できない問題なので、文章全体を把握できるよう繰り返し問題を解いてみてください。

まとめ:文法問題はスピードも大切!繰り返し学習して慣れていこう
TOEICでの必要な文法の知識としては、「英語脳を作ること」、そして「基礎を固めること」が重要です。基本的には英語は勉強ではなく、繰り返しが必要な「学習」なのですが、英語を習得する上で唯一「勉強」と言えるのは「文法」です。
文法は、まずは基礎をしっかりと定着させて、その土台の上に知識を積み上げていく必要があります。土台がしっかりしていないと、途中で英語力が伸びなくなってしまい、長文問題などでもつまずいてしまいます。まずは文法ルールの基礎をしっかりと反復して学習し、TOEICの文法問題に慣れてみましょう。
そして文法の基礎を学びつつ、同時に英文を語順通りに理解できるようにしていく必要もあります。そのためには「英語脳」をつくっていきましょう。英語と日本語の語順は違うので最初は戸惑うかもしれませんが、これも練習を重ねていくうちに英語で読みとる力がついてくるでしょう。
Part 5とPart 6の文法力を問う穴埋め問題を効率的に攻略するには、中学や高校レベルの基礎学習からはじめて、土台を固めましょう。そしていくつもTOEICも文法問題を解いてみて、どのようなパターンなのかをしっかりと把握してみてくださいね。文法問題を得意分野にして、TOEICで大幅点数UPを狙いましょう!